8章:型変換

こんにちは。エンジニア大学編集部です。

本章では型変換について学んでいきます。

データ型

型変換について学ぶ前に、データ型について学んでいきましょう。

これまで「文字列」や「数値」という言葉で値の種類を説明してきましたが、これらは「データ型」と呼ばれ、さまざまなデータの種類が存在します。

まずは文字列のデータ型である「文字列型」と、数値のデータ型である「数値型」を覚えましょう。

データ型が異なるとプログラムは異なる動作を起こします。

以下の図をご覧ください。

printしているのは同じ「3」と「2」ですが、それぞれ文字列型と数値型で処理を行なっています。

数値型では計算され、文字列型では連結されているのがわかります。

このように、データ型によって処理が変わってくるので、値を扱うときはデータ型を意識して扱いましょう。

型変換

文字列型と数値型を連結すると、データ型が違うので以下のようにエラーが起きてしまいます。

しかし、数値型を文字列型に変換すると、文字列同士の連結として扱われるようになるため、連結ができるようになります。

このようにデータ型を変えることを「型変換」といいます。

数値型を文字列型に変換するには、以下の図のように「str」を用います。

上記とは逆に、文字列型を数値型へ変換する場合は以下のように「int」を用います。

ここではcountが文字列型なので、intを用いて数値型へ変換して計算しています。

まとめ

本章ではデータ型と型変換について学習しました。

次章からは新たにチャプター3となります。

チャプター3では条件分岐について学習していきます。

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