6章:if文

こんにちは。エンジニア大学編集部です。

前チャプターでは主に、変数の扱い方について学びました。

本チャプターでは条件分岐について学んでいきます。

条件分岐は、プログラミングをしていく中で頻繁に使用します。

本章では、そんな条件分岐の基礎であるif文について学んでいきます。

以降の章で置いていかれないためにも、まずは本章で基礎をしっかりと学んでいきましょう。

本章では以下について学びます。

  • 条件分岐とは
  • if文
  • 比較演算子

条件分岐とは

if文の学習をする前に、条件分岐について軽く学習しておきましょう。

条件分岐とは「ある条件が成り立つときだけ、ある処理を行う」というものです。

例えば、あなたがコンビニ店員だったとします。

若く見えるお客様がお酒をレジに持ってきたので、あなたは「身分証を見せてください」と言いました。

身分証で年齢を確認したとき、以下の2パターンに分かれます。

  1. 20歳未満 → お酒の購入をお断りする
  2. 20歳以上 → お酒の購入を承諾する

これが条件分岐です。

1 と 2の条件(年齢)によって、対応の仕方が変わります

if文

条件分岐の代表的なもので「if文」というものがあります。

if文を用いると「もし〇〇ならば▲▲を行う」という条件分岐が可能になります。

先程のお酒の購入を例にしてみましょう。

上から説明していきます。

まず、変数ageには24という値が入っています。

次行の「if」はif文の宣言です。「これから条件分岐しますよ〜」という意味になります。

if の後に続く()内に条件式を記述します。

条件式とは「この条件に当てはまる場合 { } の中のプログラムを実行してね」という式です。

条件式の中身を見ていきましょう。

「$age > 19」という式が記述されています。これは「変数ageが19より大きい場合」という意味になります。

変数ageには24という値が代入されているので、この場合は{ }の中のプログラム「echo “お酒が購入できる”;」が実行されます。

また、if文にセミコロンは必要ありません。間違えないようにしましょう。

比較演算子

先ほどのコードで出てきた、「>」のような2つの値を比較するための記号を比較演算子と呼びます。

比較した結果はtruefalseのどちらかになります。

true, falseは、比較した結果が正しい場合はtrue、正しくない場合はfalseを返します。

これは、真偽値と呼ばれる値です。

代表的な比較演算子は以下のようなものがあります。

最初から全て覚えるのは大変なので、使用していきながら感覚で覚えていきましょう。

まとめ

本章では、以下のことについて学びました。

  • 条件分岐とは
  • if文
  • 比較演算子

次章からも引き続き条件分岐について学びます。

まずは本章をしっかりと抑え、次章に挑みましょう。

次章では、else, else if文について学びます。

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