19章:戻り値

こんにちは。エンジニア大学編集部です。

前章では関数の自作方法について学びました。

本章では関数の戻り値について学習していきます。

戻り値とは

関数は呼び出す時に、引数を使って値を渡すことができると前章までで学習しました。

戻り値はその逆で、関数内で何らかの処理をした結果を呼び出し元に返すことができます。

その返す値を戻り値と言います。

例えば、数値計算をするような関数の場合、関数内の計算結果を呼び出し元に返したりすることができます。

実際にコードを見てみましょう。

上記のコードではまず、関数getMulを定義しています。

さらに次行で、第一引数の$num1と第二引数の$num2を掛け算しているのがわかります。

returnという構文が出てきました。これは戻り値を指定するのに使用する構文です。

今回の場合、$num1と$num2の計算結果を戻り値として指定しています。

さらに次の行を見てみましょう。

変数$mulを定義するとき、getMul関数を使用しています。

このgetMul関数の引数に2と3を渡しているので、getMul関数で2 * 3が実行され、6という値が戻り値になっています。

関数から戻ってきた値(6)が宣言した変数$mulに格納されているので、次行の「echo $mul」で「6」が出力されています。

まとめ

本章では戻り値について学習しました。

関数についての学習は本章で終わりです。

関数を扱うのは複雑で難しいイメージがあるかもしれません。しかし、繰り返し使用することで段々と理解できてきます。

まずは7割ぐらいの理解でも大丈夫です。コツコツと進めていきましょう!

次章からは新たなチャプターへ移行します。

次チャプターではお問い合わせフォームを作成します。

これまで学習した内容を復習して、1つの成果物を作ってみましょう!

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