こんにちは。エンジニア大学編集部です。
JavaScriptは、様々な環境で動作する軽量なプログラミング言語です。主にWebブラウザ上で使われており、Webページに動きをつけたり、計算をさせたり、様々なことができます。
JavaScript は汎用性が高く、初心者にもやさしいものです。経験を積めば、ゲーム、 2D や 3D のアニメーション、包括的なデータベース駆動型のアプリなどが作れるようになります。
ほぼすべてのWebサービスにJavaScriptや関連した技術が採用されており、かなり汎用性の高い言語と言えます。
この記事では、JavaScriptの概要と基本的な書き方についてプログラミング初心者でもわかるように専門用語をなるべく使わずに解説していきます。
- JavaScriptとは？
- JavaScriptで実現できること
- JavaScriptの基本的な書き方
JavaScriptとは？
JavaScriptは開発当初、Webサイトに動きをつけるプログラミング言語です。
1996年の初めにNetscape2.0でリリースされました。現在では、「IE」や「Google Crome」、「Firefox」など様々なブラウザーにJavaScriptのエンジンが組み込まれています。
『JavaScript』と『Java』の関係は？
「JavaScript」は開発当初「LiveScript」と呼ばれていましたが、その当時人気のあったプログラミング言語の「Java」にあやかって「JavaScript」という名前に変更されました。「JavaScript」と「Java」にいくつかの共通点はありますが、まったく別の言語です。
JavaScriptで実現できること
JavaScriptはWebとの親和性がとても高いうえ、多様なライブラリ・フレームワークによってあらゆる開発ができます。
ほんの一例ですが、JavaScriptを利用すれば、以下のようなものを開発できます。
- Webサービス全般
- スマホアプリ
- ゲーム全般
Webサービス全般
Webサイトにおいて、インタラクティブに反応するボタンやフォーム送信、アニメーションなどをJavaScriptで実現することはよく知られています。現在は、Reactなどに代表されるフレームワークやNode.jsを連携させて、Webアプリやサービスを開発するケースが多いです。
スマホアプリ
ブラウザで動作するサービスだけではなく、JavaScriptでスマホアプリを作ってiOS / Android向けに書き出せます。
最近では、人気フレームワークのReactをベースにしたReact Nativeを使った開発事例も増えています。
iOS/Androidの両OSアプリを同時に開発ができる、JavaScriptをもとにしたReact Nativeは非常に人気です。
ゲーム全般
JavaScriptには、ゲーム開発を効率よく行えるライブラリやフレームワークもたくさんあります。例えば、2Dゲームに特化したPhaserやPixiJSは世界中で人気です。
3DゲームではThree.jsが使われるほか、ゲーム開発の定番であるUnityはJavaScriptもサポートしています。
JavaScriptの基本的な書き方
JavaScriptのプログラムは「文」の集まりです。以下のような感じです。
上記のコード自体は今はわからなくても大丈夫です。次章以降や実践レッスンで少しずつ理解していきましょう。
重要なのは文の終わりについているセミコロン（;）です。文の終わりには基本的にセミコロンをつけます。
セミコロンをつけなかった場合、自動的に挿入されますが、思わぬ動きをすることがあるので、きちんとつけましょう。
まとめ
本章では以下の内容を学びました。
- JavaScriptとは？
- JavaScriptで実現できること
- JavaScriptの基本的な書き方
次からはJavaScriptを使った本格的な開発のやり方を紹介していきます。
JavaScriptを学んで、本格的なWebサービス作りに挑戦していってみましょう！
それでは、次章からはJavaScriptを使った本格的なプログラミングをするために必要不可欠な「console.log」について学んでいきましょう。
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