こんにちは。エンジニア大学編集部です。
前章では、「PHPで変数を使う基本」について学びました。
この記事では、変数の少し応用「変数への再代入」を学びましょう。
変数に再代入とは?
変数とは、さまざまな文字列や数値を入れておく箱と学びましたね。
「変数に再代入」とは、一度作った箱に、別の文字列や数値を入れなおすことを指します。
それでは、実際の使用例を見ていきましょう。
変数に文字列を代入
以下のような画像をご覧ください。変数$var
に、文字列「こんにちは♪」を代入しています。
変数のデータ型は、文字列型(string)となるとも学びました。
上記の画像のように、「こんにちは♪」の代入された$var
をechoして出力した場合、ブラウザには「こんにちは♪」と表示されます。
文字列の入った変数に再代入
上記の画像では、一度「こんにちは♪」を代入した$varという変数に、「こんばんは♪」を入れなおして(再代入)います。
それでは、$varをechoして出力した結果を見てみましょう。
再代入したことにより、「こんにちは♪」ではなく「こんばんは♪」がブラウザに表示されることになりました。
変数のルール
- 必ず$からはじまる
- 使えるのは半角英数字、_(アンダースコア)
- 大文字小文字は区別される
- $のあとに数字は使えない($name123 ○、$123name ×)
前章で、上記のような変数のルールを学びましたね。再代入を学んだことに合わせて、以下のような変数のルールも知っておきましょう。
- 変数の定義は、定義したい値を、変数に代入するだけ
- 代入には、代入演算子
=
を使う - 変数のデータ型は、PHPが自動的に判断するので、宣言する必要はない
- 変数の再定義は、再定義したい値を代入し直すだけで、再定義することができる
まとめ
今回は「変数の再代入」について学びました。
これまで学んできた変数の概念は、言語によって多少の違いはあれど、使い方はほぼすべてに共通しているものです。また、コードを書く上でも必ずと言っていいほど使う概念と言ってもいいでしょう。
次章は文字列の連結について学んでいきましょう。
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