こんにちは。エンジニア大学編集部です。
前章では、「echo」を使った出力について学びました。
この記事では、PHPにおけるデータの型について学んでいきましょう。
PHPはデータの型を意識しなくてもコードが書ける初心者向けの言語と言えます。
しかし、型について知っておくことで、エラーや意図しない動作が起きにくい安定したコードを書けるようになります。
型とは何か?
データ型とは、データの種類のことです。
PHPではそれぞれの値を「データ型」で分類分けしています。
データ型の種類
以下の一覧表がよく使われるデータ型の一覧表となっておりますので、順番に確認していきましょう。
- 文字列型(String):”エンジニア大学”
- 数値型(integer):58
- 浮動小数点数型(Float):5.8
- 配列型(Array):[“エンジニア”, “大学”]
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
文字列型(String)
文字列型は、以下のように” “(ダブルクォーテーション)または’ ‘で囲んだ文字(シングルクォーテーション)を変数に格納したときのデータ型です。
数値型(Integer)
数値型は、以下のように小数点がない数値を変数に格納したときのデータ型です。
浮動小数点数型(Float)
浮動小数点数型は、以下のように小数点がある数値を変数に格納したときのデータ型です。
配列型(Array)
配列型は、以下のように複数の値を1つの変数に格納したときのデータ型です。
また、配列型に格納されている値を取得したいときは、$array[0]のように取得したい値の番号(インデックス)を指定します。なお、インデックスは0から始まるので注意しましょう。
まとめ
- 文字列型(String):”エンジニア大学”
- 数値型(integer):58
- 浮動小数点数型(Float):5.8
- 配列型(Array):[“エンジニア”, “大学”]
今回はPHPにおけるデータ型について学びました。
少し難しいかもしれませんが、PHPの変数は、代入された値によって型が決定されるため、効率よくコードを書くことができるので、難しく考えずにとりあえず前に進んでいきましょう。
次章では、プログラミングのコード中で必ず使うといっても過言ではないデータを入れておく箱「変数」について学んでいきましょう。
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