こんにちは。エンジニア大学編集部です。
前章では、PHPの基本をご説明しました。そのことで、以下のようなことが理解できたことかと思います。
- PHPとは?
- PHPは初心者向けかつ実践的な言語
- PHPで作られたサービス
この章では、PHPでよく使われる文字列の出力「echo」について解説します。
「echo」とは?
PHPにおいて、文字列を出力するための宣言です。echoを使用することで、ブラウザなどに文字列を表示させることができます。
echoの基本的な使い方
PHPで「echo」することは簡単です。
以下の画像を見てみましょう。
「echo “出力したい文字列”」や「echo 変数名」といった形で使うことができます。
また、下記の2点に注意して使うようにしましょう。
- echoとの間は必ず半角スペースで区切りましょう。
- echoに限らず、PHPではコードの文末にはセミコロン「;」を記述しましょう。
それでは、以下の「echo」の使用例を見てみましょう。
また、上の使用例の文字列の両端に付けているシングルクォーテーション(”)はダブルクォーテーション(“”)に変えても問題なくブラウザに表示されます。
シングルクォーテーションとダブルクォーテーションの違い
シングルクォーテーションの場合
シングルクォーテーション(”)で囲まれた文字列はそのままブラウザに表示されます。
上記のような例の場合、ブラウザには「Hello World!」と表示されます。
それでは、以下のようにシングルクォーテーション内の文字列に変数を含めてみましょう。
上記のような例の場合、ブラウザには「hello World! $hoge」と表示されます。
シングルクォーテーションの中では、変数は展開されることなくそのままの文字列としてブラウザに表示されてしまいます。
ダブルクォーテーションの場合
それでは、先程シングルクォーテーションでおこなった内容をそのままダブルクォーテーションにしたケースを見てみましょう。
上記の場合は、シングルクォーテーションの時と同じく、上記のような例の場合、ブラウザには「Hello World!」と表示されます。
それでは、以下のようなダブルクォーテーション内に変数を混ぜた場合はを見てみましょう。
上記の場合は、ブラウザに「hello World! プログラミングの世界へようこそ」と表示されます。
ダブルクォーテーション内の変数は、展開されて表示されることがわかります。
まとめ
- echoでは、文字列や変数を出力してブラウザに表示させることができる
- 特殊文字や変数を展開する場合はダブルクォーテーション(“”)で囲む
いかがでしたでしょうか。「echo」はとても基本的であり使用度の高いものです。
次章では、プログラミングをする上で、基本的な知識である「データの種類」について学んでいきましょう。
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