上がりの基本形、4メンツ1雀頭

麻雀はアガりを競うゲームです。では、麻雀におけるアガりとは一体どういうことでしょう？今回は、アガリの形について解説します！

基本は４面子１雀頭の１４枚

アガりの形を理解するには、まず面子(メンツ)と雀頭(ジャントウ/アタマ)を理解する必要があります。

基本的に、アガりの形は牌が１４枚になります。その１４枚は、面子と呼ばれる３枚組が４つと、雀頭と呼ばれる２枚組が１つで構成されます。これを４面子１雀頭と言います。一部例外はありますが、この段階ではまず４面子１雀頭を覚えてください！

では、面子と雀頭をもう少しだけ詳しく説明しましょう。

面子とは３枚１組でワンセットとする牌の組み合わせのことです。そして、面子には順子(シュンツ)と刻子(コーツ)があります。

順子とは、同じ種類の数牌の連続した数字で構成される３枚１組の組み合わせのことです。

刻子とは、全く同じ種類の牌で構成される３枚１組の組合せのことです。

実は、４枚１組の槓子(カンツ)という面子もあります。刻子同様に同じ種類の牌を４枚揃えたのが槓子です。あれ？これでは、３面子１雀頭で１４枚の基本が崩れてしまいますね。槓子の場合は、例外的にこの基本に当てはまらないのですが、現段階では槓子という面子もあるんだという事を覚えるだけで良いです！

アガりの形が完成した際に、２枚組の牌が必ず１組必要になります。それが雀頭です。アガりの形が出来ていない時に２枚組の牌があっても、それは雀頭とは呼びません。また、雀頭は通称でアタマと呼ばれます。アタマの方が一般的なので、当講座でも以降はアタマと表記します。

ちなみに、アガり形になっていない場合の２枚組は対子(トイツ)と呼びます。アガりの際に、最後に残る対子がアタマになると思ってください。