転職エージェントの利用を考えつつも、
「複数登録した方が良いのだろうか?」
「何社くらい掛け持ちすべき?」
と悩んでいる方も多いでしょう。
結論から言うと、転職エージェントは同時に複数利用するのが基本で、完全無料なので、迷ったらまず利用するのがおすすめです。
とはいえ、なんとなくで選んでしまうと、転職エージェントを使っても満足のいく転職ができない可能性もあります。
最悪の場合、転職活動の効率が悪くなったり、「転職に失敗してしまった」と後悔したりすることもあるかもしれません。
そこでこの記事では、転職エージェントを複数登録する上で必要な全ての知識を下記の流れで説明します。
1、【結論】転職エージェントは複数利用がおすすめ
結論、転職エージェントは最低でも2社、できれば3~4社併用することがおすすめです。
というのも、複数利用には以下のようなメリットがあるからです。
- 自分に合ったエージェントを比較・選択できる
- 目的に合わせてエージェントを使い分けられる
- 様々な視点からアドバイスをもらえる
- 応募できる求人の幅を広げることができる
- 独占案件をカバーできる
事実、転職成功者は平均4.2社の転職エージェントを利用しているという調査結果も報告されています。
より多くの求人を比較検討した上で、堅実に転職活動を進めるためにも、最低でも2社、できれば3~4社は併用するのがおすすめです。
2、複数利用がおすすめの5つの理由
転職エージェントの複数利用をおすすめする理由は、以下の通りです。
- 自分に合ったエージェントを比較、選択できる
- 目的に合わせてエージェントを使い分けられる
- 様々な視点からアドバイスをもらえる
- 応募できる求人の幅を広げることができる
- 非公開求人をカバーできる
自分に合ったエージェントを比較、選択できる
複数の転職エージェントと面談することで、他のサービスと比較して自分に最適なエージェントを選ぶことができます。
転職エージェントを利用していると、性格が合わない人や、あまり優秀ではない人が担当となることが往々にしてあります。
そして、同じ求人でも、経由エージェントの違いだけで選考結果が変わってしまうこともあります。
比較対象は多い方が良いので、できれば3社以上登録することで、よりあなたに合った担当者に出会うことができるでしょう。
目的に合わせてエージェントを使い分けられる
転職エージェントを複数利用することによって、1社だけだと受けられないサービスを他のエージェントで補うことができます。
それぞれのエージェントには
- 求人の量が多い
- サポート体制が充実している
- 特定の年齢層に強い
- 特定の業界に強い
などの強みがあります。
そのため、複数の転職エージェントを利用することによって、各エージェントの得意とするサービスを同時に利用できるのです。
様々な視点からアドバイスをもらえる
複数の転職エージェントに登録すると、様々なコンサルタントからアドバイスを受けることができます。
異なる視点からのアドバイスを得ることで、新たな自分や転職先を見つけられる可能性も高まり、より満足度の高い転職が実現できるでしょう。
ただし、複数のエージェントのアドバイスによって、混乱してしまったり、余計に迷いが生じてしまったりすることもあります。
そのため、転職エージェントのアドバイスは、あくまでも一つの意見・考え方に過ぎないと心得ておき、自身の性格やキャリアビジョンを軸に、最終的な判断をしましょう。
応募できる求人の幅を広げられる
転職エージェントを複数登録すればするほど、 求人の選択肢が広がることになります。
ここで、大手総合転職エージェントが保有する、公開・非公開求人の数を見てみましょう。
このように、大手総合転職エージェントを2~3社利用するだけでも、数十万の求人に触れることができるのです。
非公開求人をカバーできる
それぞれの転職エージェントには、そのエージェントでしか取り扱っていない「非公開求人」が存在しているため、複数利用することでより多くの案件に応募することができます。
非公開求人は緊急性が高い案件の場合が多く、企業側は少しでも登録者数の多い転職エージェントに依頼しようとします。
そのため、非公開求人は大手総合エージェントに集中しているケースが多いです。
複数登録する際の4つの注意点
転職エージェントを複数利用する際の注意点をご紹介します。
- 複数利用していることを隠さない
- 複数エージェントから同じ求人に応募しない
- スケジュール管理をしっかり行う
- 自分の軸を持ってアドバイスを受ける
複数利用していることを隠さない
エージェントを複数利用していることを伝えておけば、他社の案件を考慮してスケジュールを調整してくれます。
さらに、担当アドバイザーは求職者の転職を成功させて報酬を得たいと考えるので、ライバルのエージェントがいると分かれば、よりスピーディーに対応してくれると考えられます。
他社と応募する案件を被らせないためにも、事前に複数利用していることを報告しておきましょう。
複数の求人から同じ求人に応募しない
同じ求人には複数のエージェントからは応募しないようにしてください。
企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。
ですので、複数の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には他のエージェント経由で応募しないようにしましょう。
スケジュール管理をしっかり行う
スケジュール管理をきちんと行い、進捗などの連絡、報告は定期的にスピーディーに行うことが大切です。
なぜなら、転職エージェントを複数利用すると、エージェントとの面談や求人応募の手続き、面接の日程調整が複雑になり、トラブルになることもあるからです。
また、転職エージェントは転職意欲の高い人へのサポートを手厚くするので、レスポンスが早い人に条件の良い求人を優先的に紹介します。
ですので、転職用の手帳を用意したり、エージェントごとにメールのフォルダを分けたりと、工夫して自己管理し、スピーディーに連絡することを心がけましょう。
自分の軸を持ってアドバイスを受ける
複数のエージェントから様々な情報やアドバイスを受けると、視野は広がりますが、あまりに聞きすぎると混乱してしまうこともあります。
特に、自分の「軸」がなく、闇雲に転職活動を行なっているような方は、多種多様な意見やアドバイスを聞いて混乱しやすいです。
ですので、まだ自分の「軸」が見えておらず、自己分析・キャリア形成からじっくり一緒に考えたい方は、手厚いサポートが好評の「マイナビエージェント」や「Spring転職を利用しましょう。」
まとめ
転職エージェントの複数利用について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
転職エージェントを活用するなら複数利用が基本ですから、使おうかな…と迷っているようなら、完全無料なのでまずは登録して相談してみましょう。
結論から言うと、転職エージェントは同時に複数利用するのが基本で、完全無料なので、迷ったらまず利用するのがおすすめです。
その際は総合転職エージェントの中から2社、その後に志望業界に特化した転職エージェントに登録し、面談を受けることから始めましょう。
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