こんにちは。エンジニア大学編集部です。
本章からは条件分岐について学んでいきます。
条件分岐とは
条件分岐とは「ある条件が成り立つときだけ、ある処理を行う」というものです。
例えば、あなたがコンビニ店員だったとします。
若く見えるお客様がお酒をレジに持ってきたので「身分証を見せてください」と言いました。
身分証で年齢を確認したとき、以下の2パターンに分かれます。
- 20歳未満 → お酒の購入をお断りする
- 20歳以上 → お酒の購入を承諾する
これが条件分岐です。
1 と 2の条件(年齢)によって、対応の仕方が変わります。
if文
条件分岐の代表的なもので「if文」というものがあります。
if文を用いると「もし〇〇ならば▲▲を行う」という条件分岐が可能になります。
先程のお酒の購入を例にしてみましょう。
上から順に説明していきます。
まずageという変数には24が代入されています。
次行のifがif文の宣言文です。「今からif文を書くよ〜」という宣言になります。その横の「age > 19」は条件式と呼ばれ、この条件に当てはまる場合さらに次行のprintが実行されます。
ここで出てきた「>」は「左の値が右の値より大きい」という意味を表します。
なので「if age > 19」は「もしageが19より大きければ」という意味になります。
変数ageには24という値が入っていますので、条件式が成立し、{ }の中に記述してあるプログラムが実行され「お酒を購入できます」が出力されます。
ageが19以下の場合、{ }の中のプログラムは実行されません。
インデント
先程の画像で、printを記述した行の左端の位置がズレているのがわかると思います。
これはインデントと呼ばれ、if文の条件式が成立した時の処理を書くときにはこのインデントを行う必要があります。
処理がif文の中にあるかどうかはインデントによって判別されます。インデントを設定しなければコードが正常に動作しないことがあるので、気をつけましょう。
まとめ
本章では以下のことについて学習しました。
- 条件分岐とは
- if文
- インデント
Pythonは見やすく書きやすいコードですが、その分少し間違えるだけでプログラムに大きな影響を与えてしまいます。
しっかり学習して、Pythonの長所を最大限に活かせるようにしましょう。
コメントを残す