4章:変数

こんにちは。エンジニア大学編集部です。

本章からは新しくチャプター2へ移行します。

チャプター2では主に変数について学びます。

Pythonをはじめとしたプログラミングで、変数はとても重要な役割を果たします。

まずは本チャプターで基礎を抑えましょう!

変数とは

変数とはデータを格納する箱のことをいいます。

例えば、「みかん」と書いてある箱があったとします。

そのみかんの箱に「みかんを10個」入れるとしましょう。

そうすると、みかんという箱にみかんが10個入っていることになります。

プログラミング的に表すなら、「みかん」という変数「10」の値が入っているということになります。

変数を定義する

それでは早速、実際に変数の定義の仕方について学んでいきます。

変数は以下の図のように、「変数名 = 値」として定義します。

変数名は必ず英語にしましょう。ひらがなやローマ字は好ましくありません。

そのほかにも、変数名には以下のようなルールもあります。

  • アルファベット、数字、アンダースコア(_)だけが使える
  • 最初の文字に数字は使えない
  • アルファベットの大文字と小文字は区別される
  • 予約語は使えない

2番目のルールの、最初の文字に数字は使えないというのは、例えば「10orange」など最初の文字を数字にすることができないというルールです。

3番目のルールの、大文字と小文字は区別されるというのは「orange」「ORANGE」は別の変数として扱われるという意味です。

4番目のルールの予約語とは、簡単に表すとPythonで普段使用される重要な単語のことを指します。

予約語は普段使用の単語なので、その単語と変数名が同じ場合、区別がつかなくなってしまうのを避けています。

多くて覚えるまで大変かと思われるかもしれませんが、「小文字+英語」で変数名を付ける。と覚えておけば、基本は大丈夫です。

変数の使い方

実際に変数の使い方について学んでいきます。

変数の値を出力するには、上記のように「print(変数名)」とします。

変数名をダブルクォーテーションで囲んでしまうと、変数名が文字列として扱われ「10」ではなく「orange」と出力されてしまうので、変数を出力する際は必ずダブルクォーテーションはつけないように気をつけましょう。

まとめ

本章では以下のことについて学びました。

  • 変数とは
  • 変数の定義方法、命名規則
  • 変数の使い方

次章では変数を使った計算方法を学習していきます。

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