16章:foreach文

こんにちは。エンジニア大学編集部です。

前章では、continue文について学びました。

本章ではforeach文について学んでいきます。

foreach文とは

foreach文とは、配列に含まれる値順に取り出して、繰り返し処理することができる構文です。

例えば、変数$fruitsに「”りんご”, “みかん”, “ぶどう”」が代入されていて、順番に出力したい時などにforeach文を使用することができます。

foreach文は、配列に含まれている値の数だけ繰り返されます。

ではコードを見てみましょう。

前提知識として、$fruitsには「”りんご”, “みかん”, “ぶどう”」の3つの値が代入されています。

それではforeachを見てみましょう。

foreachの()内には「$fruits」と「$fruit」があります。

1つ目の「$fruits」は、1行目で定義されている配列を指しており「この配列をforeachで使います」という意味になります。

2つ目の「$fruit」は、foreach内で使用する変数の宣言です。

この変数には、1つ目で宣言した配列の値が順に格納され、foreachのスコープ内のみで使用することができます。

今回の場合、foreach 1周目には「”りんご”」2周目には「”みかん”」が$fruitに格納されます。

また2つ目の変数名について、どのような変数名でもプログラムは基本的に作動しますが、わかりやすい名前をつけるよう心がけましょう。

連想配列にforeachを使用する方法

先ほどは、配列においてのforeachの使用方法を説明しました。

連想配列でforeachを使用するには以下のようにします。

前提知識として、$fruitsにはキーに色、値に果物が代入されています。

foreachを見てみましょう。

$fruitsは先ほどと同じく、1行目〜で定義している配列を指しています。

$fruitColorには、$fruitsのキーが順に代入されます。

$fruitには、$fruitsの値が順に代入されます。

foreach内で「echo $fruitColor.”の果物は”.$fruit.”です”;」と処理を記述しているので、1周目には「赤色の果物はりんごです」と表示されています。

「echo “<br>”」は、改行の出力です。出力結果を縦に並べて見やすくするために用いました。

まとめ

本章ではforeachについて学びました。

配列の繰り返し処理を使用する機会はよくあります。

少々複雑ですが、回数を重ねるうちに徐々に慣れていきます。

まずは本章でしっかりと基礎を身につけて、今後に活用していきましょう!

次章からは新たなチャプターへ移行します。

次のチャプターでは関数について学びます。

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