12章:for文

こんにちは。エンジニア大学編集部です。

本チャプターからは繰り返し処理について学びます。

繰り返し処理とは、繰り返して実行したい処理があるときに活用するプログラムです。

本章では、for文という繰り返し処理の中でも基本の記述法について学んでいきます。

for文とは

for文とは、あるプログラムを繰り返して処理したいときに使う構文です。

例えば、1~10までの数値を出力するとします。

これまで学習したechoのみを用いると以下のようになります。

1~10を全てechoする場合、最低でも10行が必要で、冗長なコードになることがわかります。

for文を使うことで以下のように短縮することができます。

上記のように「for ($変数名 = 初期値; ループの条件式 増減式)」とすることで、ループの条件式に当てはまり続ける限り、for文が処理をし続けます。

初期化

for文の()内で1番最初に定義するのが初期化です。

初期化とは、for文内で使用する変数の、最初の値を入れる工程のことを指します。

今回の場合、1~10の値を出力する繰り返し処理を行うので、最初の値は1で初期化しています。

ループの条件式

ループの条件式とは、「この条件に達するまでループ処理してね」という指示になります。

今回の場合、変数$iが10に達するまで値を出力させたいので、$i が10以下の場合ループするように定義しています。

変数の更新

変数の更新は、for文が1周終わったときに変数の中身を更新するための指示になります。

今回の場合、最初に変数$iに代入されている1を出力し、その後は2, 3, 4と$iの値を1ずつ追加していきたいので、$i++として変数$iに1が足されるようにします。

また変数++の「++」は、変数に代入されている値に1を足したいときに使用します。

for文の流れ

上の図は、for文の流れを表したものです。

改めてこの流れを意識してfor文を記述しましょう。

まとめ

本章ではfor文について学びました。

for文は繰り返し処理の基本となります。for文の流れを掴んで頭に入れておきましょう。

次章ではwhile文について学習していきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。