10章:配列

こんにちは。エンジニア大学編集部です。

本章からは新たなチャプターになります。

本チャプターでは配列について学びます。配列はプログラミングの中でも特によく使います。

本チャプターでしっかり基礎を抑えておきましょう。

配列とは

これまで使ってきた「変数」では、1つの箱に1つの値を入れることしかできませんでした。

配列を使用することで、1つの箱に複数の値を入れて保存、使用することができます。

上記はイメージ図です。

配列の定義と使用方法

ここからは実際にコードを見ていきましょう。

配列の中の値にはindex番号という番号が割り振られており、先に入れたものから順に「0, 1, 2…」と割り当てられます。

PHPにおける配列は、以下のようにして定義します。

上記の通り、配列の値にはindex番号が割り振られています。

実際に配列の値を使う際はこのindex番号で値を指定して使用します。

こちらが実際の使用方法です。

例えばりんごを出力したいとき、まず配列の何番目に代入されているかを確認します。

りんごは先頭に格納されているので「0」となり、「$fruits[0]」でりんごを使用することができます。

ぶどうを使用したいときは[1], みかんは[2]にするなど、状況によって使い分けていきましょう。

配列に値を追加する

すでに定義された配列に値を追加する方法について学びます。

以下のコードをご覧ください。

すでに定義された配列に対して値を追加するには「$配列名[] = 値;」とすることで追加することができます。

配列の値を上書きする

すでに定義された配列内の値を上書きする方法について学びます。

以下のコードをご覧ください。

1行目では、配列fruitsの0番目にはりんごが代入されています。

2行目で、配列index[0]を指定して、ここのフルーツをキウイに変更しました。

その後の出力結果でキウイが出力されているのが確認できます。

このように、すでに定義された配列内の値を上書きするには「$配列名[上書きしたい値のindex] = 上書きしたい値;」とすることで、上書きすることができます。

まとめ

本章では以下のことについて学びました。

  • 配列とは
  • 配列の定義と使用方法
  • 配列に値を追加する
  • 配列の値を上書きする

次章では連想配列について学んでいきます。

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