こんにちは。エンジニア大学編集部です。
本章では「&&」「||」の活用方法について学んでいきます。
「&&」「||」は、複数の条件を組み合わせて、1つの条件式として扱いたいときに使用します。
それぞれ詳しくみていきましょう。
&&
「&&」は日本語で表すと「かつ」という表現になります。
「〇〇かつ▲▲の時、@@をする」のような条件分岐で使用します。
例えば、20歳以上の男性にアンケートを取る場合
- 20歳以上かどうか
- 男性かどうか
この2つの条件に当てはまるかどうかを確認する必要があります。
これを「&&」を使った条件分岐にすると、以下のようなコードになります。
条件式の中身を見ていきます。
&&を使った場合「$age >= 20」と「$sex == “男”」のどちらの条件もtrue(成立)でないと { } の中のプログラムは実行されません。
今回の場合、ageには21、sexには”男”が代入されているので「echo “アンケートをお願いします”;」は実行されます。
まとめると&&は、条件式A, 条件式B共にtrueの時実行したい処理がある場合に使用します。
||
先程の「&&」は日本語でかつ、と表しました。
「||」は日本語で「または」という表現になります。
例えば、10歳以下または60歳以上にアンケートを取る場合
- 10歳以下
- 60歳以上
このどちらかに当てはまるかどうかを確認する必要があります。
これを「||」を使った条件分岐にすると、以下のようなコードになります。
条件式の中身を見ていきます。
||を使った場合「$age <= 10」と「$age >= 60」のどちらかの条件がtrue(成立)でないと { } の中のプログラムは実行されません。
今回の場合、ageには65が代入されているので「echo “アンケートをお願いします”;」は実行されます。
まとめると||は、条件式A, 条件式Bどちらかがtrueの時実行したい処理がある場合に使用します。
まとめ
本章では条件式の組み合わせについて学びました。
本章の内容は複雑ではありますが、覚えておくと短く読みやすいプログラムを書くことができます。
便利な技術なので、ぜひ本章を抑えてから次章以降の章へ挑みましょう。
次章ではswitch文について学びます。
PHPの条件分岐学習は次章がラストです。
気合いを入れて最後の条件分岐を学習していきましょう!
コメントを残す