7章:else, else if文

こんにちは。エンジニア大学編集部です。

前章ではif文について学びました。

本章では「else, else if」について学びます。

else

elseとは、if文に続けて書くことのできる条件式のようなものです。

前章でのお酒の購入を例に出します。

前章では、変数ageに格納された値が19より大きければ、お酒を購入できるというif文を作成しました。

ですがこのままだと、ageが19以下だった場合の処理が記述されていません。

「変数ageが19より大きい場合は購入、それ以外の場合は購入できない」というプログラムを書きたいとき、elseの出番です。

以下のコードをご覧ください。

先程のif文の文末に「 else {」というものが追加されました。

これは日本語で「それ以外の場合」という意味を表します。

なので、上記のコードを日本語に翻訳すると「変数ageが19より大きい場合は購入、それ以外の場合は購入できない」といった意味になります。

まとめると、else では条件式に当てはまらない時に実行するプログラムを記述することができます。

else if

else ifとは、ifで定義した条件式以外でもし〇〇なら▲▲をする、といったことができる条件分岐です。

elseとは違い、新たに条件式を設けることができます。

実際にコードを見てみましょう。

変数numには99が代入されています。

よって「$num <= 10」には当てはまらず「echo “numは10以下です”;」は実行されません。

次行のelse ifに定義された条件式を見てみましょう。

「$num <= 100」となっています。これは「変数numが100以下」という条件式です。

numの値は99なのでこの条件式に該当し「numは11以上100以下です」と出力されます。

このようにelse ifでは、ifで定義した条件式に当てはまらない場合に、新たに条件を設けてプログラムを実行させることができます。

まとめ

本章ではelse, else ifについて学びました。

少々複雑に思えるかもしれませんが、数をこなしていけば使えるようになります。

こういうものなんだ、と頭に入れておくことでプログラミングの習得速度は必ず上がるので、本章もしっかりと抑えておきましょう。

次章では、複数の条件を1つの条件式にまとめる「&&, ||」について学びます。

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