こんにちは。エンジニア大学編集部です。
前章では、switch文について学びました。
本章では、switch文についてより深く学んでいきます。
switch文のdefault
前章では、switchの条件の値がcaseの値と一致した時、そのプログラムが実行されると学びました。
では、どのcaseの値にも一致しなかった場合は、switch文はどうなるのでしょうか。
以下のコードをご覧ください。
前章のくじ引きを例に出します。
定数lotteryNumには4が格納されています。
1~3までは処理が書いてありますが、case 4は存在しません。
その場合、最下部にある「default」のプログラムが実行されます。
defaultは、caseのどの条件式にも当てはまらない場合に実行されます。
defaultが必要ない場合
先程のくじ引きのパターンで、くじ引きの箱に、1等~3等以外のくじが入っていない場合
この場合は、defaultが実行されることがないからdefaultいらないじゃん!と思われるかもしれません。
しかし、このdefaultはコードを安全に保つ上で重要な役割を果たします。
例えば、入れたはずのない4等のくじが出てきてしまった場合
4等の処理が記述されていないため、プログラムが強制終了や暴走をしてしまいます。
そうならないためにも、例外処理としてdefaultは必ず書くようにしましょう。
まとめ
本章では、switchのdefaultについて学びました。
プログラミングをする中で、予期せぬ値が入ってきてバグが起こることはよくあります。
そうならないように、defaultのような例外処理を書いて、安全なコードが書けるようにしましょう。
条件分岐の学習は本章で終わりです。
再三になりますが、条件分岐はプログラミングでよく使います。
しっかりと基礎を抑え、活躍できるエンジニアを目指しましょう!
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