12章:真偽値と比較演算子

こんにちは。エンジニア大学編集部です。

本章では、真偽値と比較演算子について学びます。

真偽値とは

真偽値とは、ある条件に対して正しいか正しくないかを表す値です。真偽値はブール値とも言います。

真偽値は、正しい場合に「true」正しくない場合に「false」と表現されます。

実際にコードを見てみましょう。

定数numには10が格納されています。

「console.log(num > 5);」というコードを翻訳すると

「定数numは5より大きい」は正しいですか?結果を出力してください。

となります。定数numには10が格納されているので、結果は正しい。よってtrueが出力されます。

では以下の場合はどうなるでしょうか。

この場合、numは5よりも小さくはないので、falseが出力されています。

このように、すべての条件式はプログラム上で真偽値に置き換えられます

このことから、if文は条件式の結果がtrueであればネストの中身が実行され、falseであれば実行されないということがわかります。

比較演算子

条件式で用いた「>」は比較演算子と呼ばれる、大小を比較する記号です。

「a < b」の場合、aよりbの方が大きいときはtrue、小さいときはfalseになります。

比較演算子には他にも、以下のような種類があります。

今後もよく出てくるので、覚えておきましょう。

まとめ

本章では、以下のことについて学びました。

  • 真偽値とは
  • 比較演算子について

どちらもプログラミングをする上では欠かせない存在となっています。

特に真偽値は頻繁に使う値なので、しっかり基礎を抑えておきましょう。

次章では、比較演算子の「=」について深く学習していきます。

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