11章:if文

こんにちは。エンジニア大学編集部です。

本チャプターからは、条件分岐について学びます。

本章で学ぶ内容は以下の通りです。

  • 条件分岐とは
  • if文
  • ネストとインデント

条件分岐とは

条件分岐とは「ある条件が成り立つときだけ、ある処理を行う」というものです。

例えば、あなたがコンビニ店員だったとします。

若く見えるお客様がお酒をレジに持ってきたので「身分証を見せてください」と言いました。

身分証で年齢を確認したとき、以下の2パターンに分かれます。

  1. 20歳未満 → お酒の購入をお断りする
  2. 20歳以上 → お酒の購入を承諾する

これが条件分岐です。

1 と 2の条件(年齢)によって、対応の仕方が変わります

if文

条件分岐の代表的なもので「if文」というものがあります。

if文を用いると「もし〇〇ならば▲▲を行う」という条件分岐が可能になります。

先程のお酒の購入を例にしてみましょう。

「もしageが19より大きければお酒を購入させる」という条件分岐が完成しました。

定数ageには24という値が入っていますので、この場合{ }の中に記述してあるプログラムが実行され、コンソールに「お酒を購入させる」が出力されます。

ageが19以下の場合、{ }の中のプログラムは実行されません

また、if文にはセミコロンは不要です。間違えないようにしましょう。

ネストとインデント

if文を使用した際、条件式の条件に当てはまる場合は{ }の中のプログラムが実行されます。

この { } の中にプログラムを記述することをネスト(または入れ子)と言います。

先程のコードの中で、ネスト内のコードの左側にスペースが入っている箇所がありました。

このスペースを「インデント」と言います。

ネストをするとプログラムの構造上、行数が多くなってしまいます。

全ての行が左側に揃っていると「このif文の実行プログラムはどこだ?」となってしまう恐れがあります。

ネストをする際は、中のプログラムをインデントするように気をつけましょう。

まとめ

本章では、以下のようなことについて学びました。

  • 条件分岐とは
  • if文
  • ネストとインデント

プログラミングをするうえで、条件分岐は非常によく使います。

まずは条件分岐の基礎であるif文を抑えて、以降の章で条件分岐についてより深く学んでいきましょう。

次章では、真偽値と比較演算子について学びます。

プログラミングを扱う上で、真偽値はとても重要な項目です。

まずはif文を抑えて、次の学習に備えましょう!

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