9章:定数

こんにちは。エンジニア大学編集部です。

前章では、変数を用いた計算結果を、変数に再代入する方法について学びました。

本章では、定数について学んでいきます。

定数とは

定数を簡単に表すと、値を更新できない変数のことを言います。

変数は「let」で宣言していましたが、定数は「const」で宣言します。

それでは定数について詳しく見てみましょう。

前章までで学習した通り、変数は以下のように値を更新することができました。

定数で同じようにすると、以下のようになります。

定数のルールとして、

  • 1度代入した値は更新できない

というものがあります。

一見不便に見えてしまうルールですが、コードの安全性を高めるという点においてとても重要です。

プログラミングにおいて、コードが数百行、数千行と長くなることはよくあります。

数百行のコードともなれば、何十個もの変数を作ります。

そんな中で、意図していた変数とは違う変数の値を更新してしまった場合、プログラムは予期せぬ動きをしてしまいます。

値を更新する可能性のあるものには変数を宣言し、値を更新しないものには定数を宣言するように気をつけましょう。

まとめ

本章では、定数について学びました。

プログラムを書くうえで、バグの出にくい安全なコードを書くのはとても重要な事です。

大きい規模になると、1つのバグを直すのに数日かかってしまうこともあります。

変数と定数を使い分けて、より安全なコードを作成していきましょう。

次章では、文字列の連結法の一つであるテンプレートリテラルについて学びます。

“文字列” + “文字列” 以外の形で文字列を連結する方法について、一緒に学習していきましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。