こんにちは。エンジニア大学編集部です。
前章では、変数を用いた計算結果を、変数に再代入する方法について学びました。
本章では、定数について学んでいきます。
定数とは
定数を簡単に表すと、値を更新できない変数のことを言います。
変数は「let」で宣言していましたが、定数は「const」で宣言します。
それでは定数について詳しく見てみましょう。
前章までで学習した通り、変数は以下のように値を更新することができました。
定数で同じようにすると、以下のようになります。
定数のルールとして、
- 1度代入した値は更新できない
というものがあります。
一見不便に見えてしまうルールですが、コードの安全性を高めるという点においてとても重要です。
プログラミングにおいて、コードが数百行、数千行と長くなることはよくあります。
数百行のコードともなれば、何十個もの変数を作ります。
そんな中で、意図していた変数とは違う変数の値を更新してしまった場合、プログラムは予期せぬ動きをしてしまいます。
値を更新する可能性のあるものには変数を宣言し、値を更新しないものには定数を宣言するように気をつけましょう。
まとめ
本章では、定数について学びました。
プログラムを書くうえで、バグの出にくい安全なコードを書くのはとても重要な事です。
大きい規模になると、1つのバグを直すのに数日かかってしまうこともあります。
変数と定数を使い分けて、より安全なコードを作成していきましょう。
次章では、文字列の連結法の一つであるテンプレートリテラルについて学びます。
“文字列” + “文字列” 以外の形で文字列を連結する方法について、一緒に学習していきましょう。
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