14章:ヘッダーのレイアウト

こんにちは。エンジニア大学編集部です。

前章では以下のことについて学びました。

  • ヘッダー内では、「ロゴ」「タイトル」「メニュー」などを表示する
  • <li>タグから黒点を消すには、list-styleにnoneを指定する

本章では、ヘッダーのデザインを整えていくために<li>タグのプロパティについてより学んでいきましょう。

本章では、これまで縦並びだった<li>タグのリストを横並びにするプロパティfloatについて見ていきましょう。

floatで<li>タグのリストを横並びにする方法

それでは、さっそくfloatを使って横並びにしていきましょう。以下の画像をごらんください。

セレクタに<li>タグを指定し、floatプロパティにleftを指定することで、リストを左寄せの横並びにしています。

前章で学んだ、floatプロパティにleftを指定しつつ、list-styleプロパティにnoneを指定した<li>タグを見てみましょう。

黒点が消え、リストが横並びになっていることがわかるかと思います。

また、floatプロパティには以下の値を指定することができます。

  1. left(要素を左寄せにする)
  2. right(要素を右寄せにする)
  3. none(初期値。配置を指定しない)

3:noneを使う機会はほぼないので、1と2だけ覚えておきましょう。

なぜ<li>タグのリストを横並びにするのか

以下のような画像をごらんください。よくあるWebサイトのヘッダー部分となっています。

上記画像の矢印部分のようなメニューをよく見たことがあると思います。この部分をナビゲーションメニューと言います。

ナビゲーションメニューの各メニューは<li>タグによって構成されており、上記のように横並びするようなときにfloatプロパティは使われます。

まとめ

本章では以下のようなことを学びました。

  • floatプロパティを使ってリストを横並びにする
  • ナビゲーションメニューの横並びなどに使われる

次章では、要素に余白を入れる方法について学んでいきます。

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