こんにちは。エンジニア大学編集部です。
前章では、Pythonの基本をご説明しました。そのことで、以下のようなことが理解できたことかと思います。
- Pythonとは?言語の特徴
- Pythonの需要と将来性
- Pythonが使われる仕事
本記事からは、Pythonを使ったプログラミングを学んでいきましょう。この章では、Pythonでよく使われる値の出力と文字列について学んでいきましょう。
プログラムを書いていて、一回で完璧に動作するコードを書けることはほとんどありません。ほとんどの場合、値確認やデバッグを行いながらコードを書いていきます。そんな時に「print」は大活躍します。
この記事を読むことで、以下のようなことを理解できます。
- 文字列とは?
- printとは?
- printで文字列を出力
文字列とは?
Pythonが扱うデータには様々な種類がありますが、文字列はいくつかの文字の並びから構成されるデータです。 Pythonは標準で多言語に対応しており、 英語アルファベットだけではなく日本語をはじめとする多くの言語を取り扱えます。
文字列は、文字の並びをシングルクォート '文字列'
、もしくはダブルクォート "文字列"
で囲んで記述します。
printとは?
Pythonのprint関数は、開発時、運用時に必ずと言っていいほど使用する関数です。
文字列や数値、真偽値(True、Flase)を画面(ターミナルやコンソール)に出力することができます。
数値や文字列、真偽値は変数に入っていてもよく、またリストやタプルや辞書の変数もそのまま出力できるので、変数の値を確かめるのに便利です。このことからデバッグでよく使われます。
また、実行時にどこまで処理が進んでいるのかを知らせる目的でも、print関数は使われます。
それでは、実際にprintを使って文字列を出力している様子をみていきましょう。
printで文字列を出力
printによる文字列の出力の場合、print(“出力したい文字列”)と書きます。以下の画像をご覧ください。まずは「プログラミングの世界へ」を出力しています。
また、「,(カンマ)」を使って区切ることで、複数の文字列も出力することが可能です。
まとめ
- 文字列とは?
- printとは?
- printで文字列を出力
いかがでしたでしょうか。「print」はとても基本的であり使用度の高いものです。
次章では、「数値と計算」について学んでいきましょう。
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