4章:文字列の連結

こんにちは。エンジニア大学編集部です。

前章ではJavaScriptの「乗算(かけ算)」と「除算(割り算)」、「除算(割り算)の余り」について学びました。

今回は「文字列の連結」について学んでいきましょう。

文字列を連結する

算術演算子の一つである加算演算子(+)は 2 つの値がともに数値の場合には数値の加算として使用されますが、 1 つまたは 2 つがの値が文字列の場合には文字列の連結として使用されます。

それぞれの例を見ていきましょう。

文字列と文字列を連結する

それでは、文字列と文字列を連結するパターンを見ていきましょう。

以下の画像では変数をappNameとして、文字列と文字列を(+)によって連結してconsole.logで出力しています。

コンソール画面では、「”エンジニア大学”+”大学”」の結合結果である「エンジニア大学」が出力されました。

文字列扱いの数値を連結する

プログラミングの世界では、数値「5」と文字列の数値「”5″」には明確に違いがあります。数値を用いて(+)を使った場合、計算結果が求められることは前章で学びましたが、文字列の数値を使った場合はどのようになるか見てみましょう。

コンソール画面では、「”5″+”8″」の結合結果である「”58″」が出力されました。

数値と文字列を連結する

1 つの値が文字列で、もう 1 つの値が文字列以外の場合には、文字列以外の値を文字列に変換した上で文字列連結します。

コンソール画面では、「200+”円”」の結合結果である「”200円”」が出力されました。

まとめ

今回は以下のようなことを学びました。

  • 文字列の連結には(+)を使う
  • 文字列と数値は明確に違う
  • 片方が数値の場合、文字列扱いとなる

文字列の連結は多くの場面で使われます。例えばデータベースに保存されているユーザーデータの内、苗字と名前を抽出して連結させて表示する、などです。

次章では、変数について学んでいきます。

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